もっちゃんの乳房腫瘍 2
高校2年生、16歳のもっちゃんが、右乳房の下側にシコリがあることに気が付いたのは昨年の12月。何でもないはずと信じて月日が過ぎ、大きくなっていることに気付き受診したのが今年の3月。
エコー検査の結果、右乳房だけでなく左乳房の乳頭下にも腫瘍があることが判明。
この時点では、良性なのか悪性なのかの判断がつかないため、3~6ヶ月様子をみることに。
そして7月再検査のエコーをした結果…
右乳房の腫瘍は大きさ変わらず問題なし。
左乳房の腫瘍は1,5倍の大きさになっているため葉状腫瘍の可能があると。
葉状腫瘍は良性~悪性まで幅広く成長が早く巨大化するため切除する必要があるとのこと。
針生検をして葉状腫瘍なのかを確認しないといけないと医師から説明されました。
この検査までの間に、我が家(パパ、ママ、もっちゃん)では家族会議がありました。
会議の結果
1、祖父母には伝えない
2、大きくなっているなら針生検をしないで即切除
もっちゃんは痛いことが大嫌い。
針生検をして手術となれば2回痛い思いをすることに…
離れて暮らす祖父母には心配をかけたくない。
全て終わってから話せば良いよね。
で、医師に聞いてみました。
「針生検をしないで腫瘍を取ってしまう事はできますか?」
医師の答えは
「それは大胆過ぎます。娘さんの腫瘍は乳頭の真下にありますから腫瘍を切除する時に乳腺を切ってしまう事が予測されます。乳腺が切れてしまうということは、将来、授乳時期にオッパイが作られても出口がないので乳腺炎になって辛い思いをします。もう、授乳する事はないという年齢でしたら針生検をしないで腫瘍切除も検討しますが、娘さんはまだ16歳ですから。できれば針生検の結果、問題なかったと言ってあげたいと思っています。」
ありがとう先生…
私の考えが甘かった…
ということで、先日、針生検をしてきました。
乳輪に沿ってメスを入れるため傷は目立たないと説明されていましたが、乳輪から腫瘍に向けて針を刺すと胸壁や心臓に刺さってしまう可能性があると。
乳房(ちょうど脇の下から乳房の中央にあたる外側)から生検することになりました。
もう、痛がる…痛がる。
痛いことが大嫌いな、もっちゃん。
麻酔が痛かった。
乳房の麻酔は大丈夫かと思っていたけど、乳頭に近づいてきたときの痛みが半端なかった…と。
生検は麻酔が効いていたので痛みなく終了。
生検針を打ち込むときの音が思いの外大きくて驚きましたが、何度か繰り返すうちに慣れてきました。
結果は18日に出る予定…
前回のブログに心暖かいコメントありがとうございました。
前向きになるための勇気をいただきました。