jin-mtk’s diary

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もっちゃんのパパじいちゃん no.3

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脳腫瘍が悪性と診断されたパパじいちゃん。
原発はどこなのか、今後どのような治療がされるのか、予後はどうなのか…

11月13日(金)に病状説明を受けていたのに行って来ました。

脳腫瘍の原発は肺癌であることが分かりました。
癌細胞の型が肺癌と同じだったそうです。

肺がんは…ステージ4。
一番悪いステージでした。

脳外科の医師からの治療方針説明は、脳全体へ放射線治療を施行していくということでした。
放射線治療が有効であれば、癌細胞が少し小さくなると期待しているそうです。
ただ、放射線治療にもリスクがあり、脳全体に当てるので正常な細胞にも変化が出る可能性があると。
この場合、認知症になる可能性があるとのことでした。

今、パパじいちゃんは癌細胞の影響で言葉が出ない、最近の事を記憶できない、物の使い方がわからないという症状があり、髄液にも癌細胞が入り込んでいるため脳全体に癌が広がっている状態。

話せない、思い出せない苦痛と命の危機なのだから、認知症になるリスクは受け入れるしかないね…そう伝えると以外にしっかりと頷く義母。
義母も腹を括ったみたいです。

呼吸器内科の医師からは、肺がんも末期なので進行させないための化学療法、もしくは、疼痛を取るための緩和ケアが主体の治療になると説明されました。

まずは、脳の治療。
脳が改善されなければ、副作用の多い化学療法を受けるには副作用の苦痛だけが起こる可能性が高いでしょう。

まあ、まずは脳腫瘍への放射線治療がどのような効果を出してくれるかですね…。

義母は、落ち着いていました。
義父が言葉だけでなく記憶も失っている現状を理解していました。
放射線科の医師からも、副作用で認知症となる可能性があると説明されていましたが、気丈に対応し同意書に署名していました。

11月16日から放射線治療が始まっています。
治療期間は3週間。

きっと義父なら大丈夫。
術後せん妄も治まりました。

今こそ家族が団結するとき。
実家に私達家族とパパの弟一家も集まって義父母を支えようと話し合いました。

パパはファイナンシャルプランナー
ママは看護師
もっちゃんは将来管理栄養士になりたい高校生
パパの弟は自動車整備士
パパの弟嫁は医療事務
姪は将来薬剤師になりたい高校生

それぞれの専門知識を出しあって役割分担をしました。

家族は一塊です。
モビールと似ています。
大きく揺れたとしても、誰かの揺れが落ち着けば 自然に全体の揺れが止まっていきます。
揺れて止まってを繰り返しながら、色々なことを受け止め、乗り越えてきました。
これからも、きっと同じだと思います。

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

沢山の方から多くの励ましのコメントをいただいています。
心優しいコメントに救われています。
本当にありがとうございます。